歯周病の検査

歯周病の恐ろしい点は、初期・中期には痛みをあまり感じることがなく症状がどんどん進むことです。

痛みや腫れの症状が出てくるのは末期になってからで、それまではほとんど自覚症状ありません。
これがこの病気の最大の特徴で、また一番恐いところです。

そこで、きちんと磨けているか、歯周病にかかっていないか、検査しています。

緊急性のある場合は除きますが、出血が多い場合はまず、歯周病を治すところから治療は始まります。

正しいブラッシングができているか確認をし、歯のクリーニングも行います。

お口の中にばい菌がたくさんあるままでは、むし歯の治療をしてもまたむし歯を繰り返す可能性があります。 また、治療の際に出血が多いと、詰め物をする時も型をとる時も、精巧にできない可能性があります。

顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して丁寧に治療しています。 患者様の協力は不可欠です。

ぜひ、清潔なお口を目指しましょう。

歯肉炎

軽度の歯肉炎
軽度の出血が認められる。

図6

中等度の歯肉炎
プロービングによる、大量の出血、発赤、腫脹が特徴。

図7

重篤な歯肉炎
プロービングを行わなくても自然出血、発赤、腫脹が特徴。 仮性ポケットが形成される。 歯冠側に歯肉の高さが増大する。

図8